大学生の出版サークルが「ネットで」できること

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2009年5月30日 記事の公開日時 6:54 pm

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大学生の出版サークルが「ネットで」できること
 
 

私達は、かつてとは比べ物にならないほど、大きな力を手に入れた。
制限なき力。自己の可能性へ挑戦を可能にし、その器は無限のスケーラビリティを秘めている。

— それがインターネットだ

「ウェブ時代の大学生の出版サークル」は、何ができるか、どうあるべきか……
ウェブ担の竹馬です。少し真面目に考えてみました。

若い力を、世界へ

出版。メディア。
GIGAZINE, GIZMODO, CNET, ITMEDIA … 既存のマスメディアとは一線を画す、国内では有名なニュースサイトだ。

ウェブが可能にしたのは、情報の拡散。既存の流通に頼らないメディアは出現は必然だった。良いコンテンツがあれば、それは自然に拡散する。
そこで現代の私達は「個」の可能性を知ることになる。日本の片隅の、それはそれはちっぽけな「個」でも、「世界に伝わる言葉」を拡散させる「場」を手に入れた。まだまだ時代は情報化時代は過渡期だ。保守と革新の狭間で、テクノロジーがせめぎあっている。

時代を塗り替えつつあるその力も、時代を固定する保守性ゆえ、その本領は発揮していないが、その一部だけでも、私達の世界をこれだけ変革した。茂木健一郎氏は、情報革命を「人間の言語獲得」「産業革命」に続く、世界の根本を塗り替える革命だと述べた。

「出版」を行う情報媒体メディアとして、それを利用しない手があろうか?

しかるべき記事、しかるべきコンテンツ、しかるべき質を与えてやれば、それは無限に成長する可能性を持っているのではないか?日本の大手メディアの記事は、一定期間たつと権利関係で消えてしまう。私達が提供できるのは、そんな不完全なものではない。

しかし、大学生の大手出版サークルで、ウェブ内のコンテンツに力をいれているところがあるだろうか。皆無と言わないまでも、ほとんど無いに等しいと言わざるを得ないのが現実であろう。すくなくとも、ある程度ヘヴィーなネットウォッチャーの僕が知らない。
内輪向けのネタ、形だけのトップページ、情報の保守性…こんなものが彼らの可能性だろうか?

それでいいのか?
否、それではいけない。そう僕は思うのだ。

マグに入った理由

 — ウェブ時代の出版サークルとして、新しいかたちを追求してみたい

こういうと大き過ぎる話だろうか。まぁ、志は大きく持っておいて損はないはずだ。

僕は今年からMAGに入った。
MAGは、がちがちに固まったサークルではなく、マニュアルもなく、過去の雑誌としてのしがらみがない、若いサークルだ。だからインターネットにも理解がある。
そしてウェブに理解がある人多いし、雑誌サークルだけあって全体的なリテラシーも高い。

誤解を恐れずに言えば、実験台にできそうだった。つまりこのサイトが実験そのものだ。

もちろん、必要以上にしゃしゃり出ず、本誌への影響は出さない程度にするつもりだが(この記事ではだいぶ好き勝手なことを行っているが、そこは目をつむってもらいたいところだ)、その枠の中で出来る事には、積極的に首を突っ込んでいきたい。僕自身、自分のコンピュータ関連知識とブロガーとしての能力に、それなりに自負を持っているのだけど、その能力がここでなら「実践的な形」で発揮できそうだと思った。
……とはいっても、いろいろと未完な状態で、まだHPがこんな状況なのが不甲斐ない。鋭意製作中です。

幹事は「営業に使えればいい」程度にしか思っていないかもしれないけど、一応ウェブ担当としての自負や抱負は、それなりにあるつもりだ。

個々人のノウハウ 実践的な教育を

magの持つ、今現在のポートフォリオ(資産)はなんだろうか?
僕はまだ日が浅いので、その全容はまだ知る事が出来ない。

が、雑誌の完成度から、その力の一端を知る事はできた。
幹事一和多の人脈、デザイン担当の細野のデザイン力は、外から見ても際立っている。これは大きく、また代替が聞かない資産だ。
ただ、これが次の世代に続くかどうか、それが心配。若いサークルにありがちなことだと思うが、個人に依存している。よって「教育」が必要になってくる。
これに関してのビジョンは、僕自身も持たないのだが、とにかく実戦の場につれていくことが大事なんじゃないかと思う。

どういうコンテンツを提供するか

ここからちょっと実務的な話になってくる。
これについてはまだまだ暫定なのだけど、

-編集記
取材の報告。配布の告知。設置報告。
或いは記事内容の紹介。

-取材
今年は人数が多い => 余ってる人を使って取材に行かせたい

これをメインコンテンツとしたい。
サークル訪問、シンポジウムへの出席、新店舗レビューなど、できることはたくさんあるはず。
「学生に聞いてきた」なんて企画をおいてもいいかもしれない。取材を特別なものだと感じる必要はないが、他人から情報を引き出す訓練としては申し分無いだろう。
記事のライティングの訓練にもなる。たぶん、現段階では推敲しないとどうにもならないが。

-サークル内活動
内輪で議論する => 記事にする
部内スカイプチャットをまとめるだけでも記事にはできるだろう(もちろんかなりの修正を要するが)
個人の経験談でも、それにコンテンツとしての価値があらば、記事にする価値はあると思う
この記事でさえ、僕個人の見識から生まれているものだ。
むしろこの中でライターを育成する。

-早稲田関連
とにかく情報を集めて拾ってくる < = 取材力が必要
これだけで50000人もいる

-MAG!との連携
「続きはウェブで!」
美男美女企画でやる予定

-単位情報
mixiで集めてくるだけでも十分な量になる。人脈をフル活用して。
これに関しては、旧人科ウェブ的な特色も強い。

妄想を可能にするのは僕らだ

ここで書いたのは、半分以上、僕個人の妄想みたいなものだ。僕独りではなしえまい。部員全員の協力が必要だ。僕は、セマンティックな、情報が広がる土台を作る。人に読んでもらいたいと思えるような、ウェブサイトの構築する。
そしてその上で、記事を提供してほしい。読みたくなるようなコンテンツを。

そして、読んでくれているあなた。この記事が面白かったら、それをまわりに紹介してほしい。私達はそれに答えるため、記事を提供せねばならなくなるのだから。
必要とされる、大学生のメディアへ。可能性を、可能にするために。

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