暗躍する工作員… ネット界の闇を暴け!

2009年12月30日 記事の公開日時 2:29 pm

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暗躍する工作員… ネット界の闇を暴け!
 
 

工作員は存在する? 問われる情報リテラシー

 インターネットは本来、誰にとっても平等で、技術的に中立であり、開かれた空間である。しかし、ネットを利用する人の心まで自由であるか、という点においては疑問が残る。特に政治的な思惑や金銭が絡んだ内容では、尚更そういった疑念は深まるだろう。
 なんらかの意図の下に情報を操作する「工作」行為が介在する可能性─ この点においてを考慮しなければなるまい。

ネット工作員は存在する?

 工作員というとどこか遠くで行われているような印象を受けるが、ネット監視業務を行う某社のHPには、下図❶のようなことがおおっぴらに書かれていたりする。
ネット検閲サービス
 じゃあ、実際どのような場所で工作が行われたと考えられるだろうか。そこで重要なのは、話題、トピックだ。次に挙げるトピックなどは、テーマがテーマだけにいろんなものを呼び寄せた好例(?)である。

“初音ミク画像検閲事件の「もう飽きた寝る」”

 「当時発売されたばかりで話題を集めていた音声合成ソフト「初音ミク」が、Google の画像検索で全くヒットしなくなる、という事件があった。『誰かが初音ミクの存在を消し去ろうとしている!』という噂が流れ、疑惑が疑惑を呼び、ニコニコ動画勃興期のわかりやすいイコンとして「初音ミク」が、首謀として Googleという巨大企業が…燃料は十分だった。」(詳細は❸下記)

初音ミク画像検閲事件

 このスレタイ、尾ヒレがくっついて陰謀論的な意味で香ばしくなっているのだが、画像がヒットしない、という争点は変わっていない。恥ずかしながらこのアクセス元を割り出すトラップ、筆者も踏んでしまった覚えがある。たしか「ITメディアから記事がきたよ!」というような釣りだったように記憶している。

2ちゃんねるから学ぶ情報リテラシー

 異常な動向を検知するには各々が高いリテラシーを持つように努力しなければならないが、言うは易し、実践するのは難しい。ネットのマスコミに対して懐疑的な風潮ををネット自身へ向けたときに、そこに類似な問題を発見できるのも現実社会とネットが密接な関係を持ち始めた証左と言えよう。「詳しくないから騙されても仕方ない」、では済まされない世界が迫っている。 

(文=竹馬光太郎)

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