飛べない麺はただの麺だ! 「らーめん 楓神」の魅力

2010年1月11日 記事の公開日時 8:30 pm

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飛べない麺はただの麺だ! 「らーめん 楓神」の魅力
 
 

麺が舞うラーメン店 開店のきっかけは“大ケガ”

 「飛べない麺はただの麺だ」、そんなハードボイルド(?)な台詞をあなたも吐いてみたくはないだろうか?「替え玉が宙を舞う」、そんな幻想的な光景を目にできるラーメン屋が実在するとの噂を耳にし、我らがマグ特派員は、早速噂のお店『らーめん楓神』へ足を運んでみた。

 「替え玉いくぞ!」、店長・関根のかけ声で店員が皿をかまえる。次の瞬間、宙を舞った替え玉を、店員が見事にキャッチして客のもとへ。



 噂は本当だった!

 替え玉を投げ始めた背景には、ゆでたての麺に対するこだわりがある。

 すべてのラーメンを店長がひとりで作っているため、お店が忙しくなると替え玉をお客に届ける時間がない。ある日、どうしても間に合わず、投げてみたのがきっかけだそうだ。

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 創業8年。ラーメン屋を始める以前、店長は格闘家だった。

 しかし交通事故に遭い、片目の視力を完全に失うなど大怪我を負ってしまう。普通であればお店を開くなど考えられない状況なのだが、やらなければいけない理由があった。奥さんの妊娠である。

 何か仕事をしなければと思った店長は、以前から趣味であった料理店を開くことにした。ちょうど当時ラーメンブームだったこと影響しているそうだ。開店に至るまでの道のりは険しく、幾度もの手術と苦しいリハビリがあったと言う。

 ところで、お店の名前でもある楓神の「楓(かえで)」の字。これは事故当時に奥さんが身ごもっていたお子さんの名前である。息子さんを授かったことがきっかけの創業なので、楓は神様からのさずかりもの、という意味でお店の名前を「楓神(ふうじん)」にしたそうだ。

 ちなみに、現在8歳になる楓くんも替え玉をキャッチできるらしく、時にはお父さんを手伝うこともあるのだとか。

 パフォーマンスを楽しむもよし、味に舌鼓を打つもよし。みなさんも一度『らーめん 楓神』へ行ってみては? 

(文=西岡佑師)

埼玉新都市交通伊奈線沼南駅から徒歩15分。さいたま市から久喜・栗橋方面に延び県道を北上。赤い看板が目印です。駐車場完備。

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