侮るなかれ! 専属モデルに引けを取らない「読者モデル」の影響力

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2010年2月28日 記事の公開日時 9:23 pm

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侮るなかれ! 専属モデルに引けを取らない「読者モデル」の影響力
 
 

ファッション誌を開くと、「読モ」と呼ばれるモデルをよく目にするようになった。今や専属モデルに引けを取らないほどの人気を持つかわいくてお洒落な彼女達。なんと読モのブログの中には、アイドルやタレント以上のアクセス数を誇るものもいるらしい。

雑誌やテレビにブログと人気を集める読モたち。
それじゃあ読者モデルって、
専属モデルと何がちがうのだろう?

そんな疑問に対する筆者の意見をまとめていきたいと思う。

読者モデル=「一般読者」

 読者モデルとは、女子高生、女子大生やOLなどの肩書きを持ち、「一般読者」として誌面に登場する人達の総称である。モデルでありながらあくまで一般読者なので基本的にはどこの事務所にも所属していない。ここが読者モデルと専属モデルの大きな違いだろう。1990年代以降、「カリスマ読者モデル」などの出現とともに読者モデルの注目度が高まりつつある。

 その背景には、読者モデルという肩書きが、出版社側と読者モデル自身の希望、読者側の興味とが上手く合致しているという理由がある。このため彼女達の注目度が上がると同時に、その人気も高まっていったと考えられる。雑誌の出版社側のメリットとして、専属モデルに比べて出演料が安く済むので低コストで雑誌を作ることができるということが挙げられるだろう。また、読者モデル側のメリットとして、雑誌に載る事によって知名度が上がって友だちが増えたり、モデルの世界を体験できるといったことがある。

「読モ」の可能性

 女子高生や女子大生・OLなどのリアルな流行をすばやくキャッチでき、制作コストを下げることができるため、ファッション誌で多く起用されるようになった読者モデル。彼女達は、事務所に所属していないため専属モデルより自由度の高い芸能活動が可能であるため急増し、注目を集めるようになった。

 また読者モデルは世間で流行している物事を読者として体験・紹介したり、流行のファッションやコスメ・ダイエット方法・ライフスタイルをより現実的な立場で紹介している。プロのファッションモデルより、読者に近い立場のモデルであることから、読者からの共感をもたれやすく、その行動は、 ファッション・コスメ・美容・健康・スィーツ・カルチャー・遊び・ダイエット・ライフスタイルのあり方まで、幅広く参考にされている。

 さらにファッション誌自体が服よりもモデル自身に重きを置いているという風潮もある。読者が服よりも雑誌に登場するモデル自身に興味を示すようになってきているのだ。これは外見はもちろんのこと、彼女達のライフスタイルや価値観など内面に対する興味や憧れを読者が持ち始めたからではないだろうか。モデルの1日のスケジュール紹介やおすすめの本や恋愛体験などの特集が組まれるようになったことからもそう推測することができる。モデルとは外面、内面ともに憧れの対象となる存在になっているのだ。

(文=平田彩菜)

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