所ジョージさんインタビュー「本人曰ク、文化人類学的」連載第3回

2010年3月31日 記事の公開日時 1:57 am

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所ジョージさんインタビュー「本人曰ク、文化人類学的」連載第3回
 
 

「愛嬌なくして人生なし」

『世田谷ベース』という番組で、「大事なのは愛嬌だ」というフレーズをお聞きしましたが、それはどのような意味でしょうか?

いま保険機構がダメになっちゃってるから、みんな慌ててるでしょ? 「お金積んだのに、俺の老後どうしてくれるんだ」とか、「俺の年金どこいっちゃったんだ」とかね。
慌ててる人は、愛嬌や愛想の悪かった人。こんなこと言ったら可哀相だけど、愛嬌とか愛想のある人は、保険の制度がダメになろうが、悠々と生きていけるからね。

●それは金銭的な意味ですか?

全てだよ。例えば、車の保険に入る、安心する、だからぶつけても、そんなにドキッとしない。保険に入ってない人はよっぽど慎重に運転するだろうし、事故のないようにする。
それと同じように、国の保険機構が、あんなの潰れると思ってないから、あれに入っていれば老後安心。だから俺は隣の人と挨拶なんかしなくても別にいい、仕事してりゃいい、仕事さえできりゃいいんだろっていう。関係ねぇよお前らってね。みんなと何かをやろうと思わなくてもさらさら生きていける。
保険があるから。

それが揺らぐでしょ? そこでみんな慌てるわけ。
もし、その保険制度が無かったら、みんな楽しく生きれたと思うよ。だって、保険がないじゃん。どうしようかなって思うじゃん。病気になったらどうしよう、とか。そうしたら、お医者さんにツテを作っとかなきゃいけないじゃん。お医者さんの知り合いでもいいし、知り合いの知り合いでもいいよ。
とにかく、なんかラインを作っとかないと、俺病気にかかった時に、お金もないし、どうしようって。みんな頑張ってツテを作ろうとするから、そうすると、みんな愛想良くなる。お医者さんの知り合いの人と仲良くしとこうかとか。あの人にお中元を送ろうとか、物が動くんだよ。

今は「別に俺、何にもしなくてもいいもん」っていう態度の人が多いわけ。挨拶しなくたって生きてゆけるっていう。だから慌ててるんだよ。愛嬌とか愛想がいい人は、保険が潰れようが、別に医者が知り合いだし、あそこ行けばいいご飯食わしてくれるし、みたいなね。
保険とか車とか決まりきったものを手にしたから、安心しきっちゃってるのよ。そうすると人間はダメになってっちゃう。無いほうがいいね。

→第4回へ続く

 
   

   

 

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