【2010春号】デキる大人の必須スキル 輝け君のスピーチ力!

キーワード:  ,

2010年5月23日 記事の公開日時 10:58 pm

7

このエントリをはてなブックマークに追加

Pocket
【2010春号】デキる大人の必須スキル 輝け君のスピーチ力!
 
 

(この記事はMAG! 2010春号に掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。)

スピーチ上手な人が密かに実践しているテクニックとは!?

2010春号-デキる大人の必須スキル 輝け君のスピーチ力!

2010春号-デキる大人の必須スキル 輝け君のスピーチ力!

大学生になると、研究発表やプレゼンなど、人前に立って話す機会がたくさん。ただ、その『スピーチ』が実はすごく難しい。スピーチの上手い人、下手な人、印象に残る人、残らない人…、話し手によってスピーチの良し悪しって歴然とした差が出てしまう。

では、周りの学生と差をつける、印象的なスピーチをするためには、一体何を意識すれば良いの?

「『フィラー』をうまく使うことで、スピーチの印象を深めることができます。」(菊池准教授)

と教えてくださったのは、言語情報科学を研究されている早稲田大学の菊池英明准教授。『フィラー』とは、間を埋める際に使われる言葉のことで、「えーと、あのー」といった言葉がそれである。
なんでも、あの小泉元首相は『フィラー』がゼロで、間を埋めずにポッカリ空けて話しているそう。ただ、必ずしも『フィラー』が少なければ良いということではなく、多くても上手に使えば良い印象を与えることができるそうだ。

その他の、有効なスピーチテクニックも伺ってみた。

「スピーチはゆっくり話せば良いというわけではありません。少し速めのテンポで話すと聞く側の評価が高い、という結果が出ています。また、スピーチの際は、ごく一般的な声、標準的なイントネーション、一定のテンポで話されると眠くなってしまう事がありますね。」(同)

こう指摘されてみて思い出すのが、どうしても眠くなってしまうあの先生の講義…。やはり、眠くなるにはそれなりの理由があったみたいだ。難しいバランスだが、声の抑揚や強弱を意識しなければならない。

あと、様々な声のバリエーションを使う事も重要だという。人間の声には、「ささやき声」や「張りのある声」など、多くのレパートリーが存在する。このような声の幅を、専門用語で『声質(せいしつ)』と言う。この『声質』を上手に使い分ける事も名スピーカーには要求される。

つまり、印象的なスピーチをするためには、

  • 『フィラー』の取り方
  • テンポ・抑揚・強弱
  • 声質の使い分け
  • の三点が重要なのだ!

    そもそも、声はあまりにも多くの情報を含むため、研究が難しい分野だったそう。
    それが近年のコンピュータ技術の発達で、声をデータとして集め、分析することが可能になり、研究は飛躍的に進展していくことだろう。

    近い将来、あなたのスピーチ力を科学的に採点してくれる機械なんかが登場する…かもね!

    (文=西岡佑師)

    菊池秀明 プロフィール

    早稲田大学人間科学部准教授。言語情報科学を専門とする。


    ブライアン・トレーシーの 話し方入門 ー人生を劇的に変える言葉の魔力

    翻訳:門田 美鈴
    参考価格:¥1,365
    価格:¥1,365

    関連記事


     
    ▲一番上に戻る