(この記事はFeel!創刊号2010.summerに掲載されています。)
『少しでいい、絵がうまくなりたい…』
そう思っている人、少なからずいるのではないだろうか。かくいう筆者もその一人で、かつて図画工作で友達の顔を描いたときには悪戦苦闘したものである。 『肖像画みたいな絵が描きたいわけじゃない、ただせめて誰を描いているか分かる程度の画力は欲しい!』 そんな皆さん(筆者含む)の声にお応えするべく、美大在学中の似顔絵マスターにお話を伺ってきた。なんでも、その似顔絵のスキルを買われて、学園祭のパンフレットに自分が描いた似顔絵が掲載されていたとのこと。とにかく、まずは作品を見てみよう。
特徴
① 目じりが強調されるようなメイクをしている。
② 笑顔の時、口から顎にかけてが普通の人よりも長い。
③ 口元の笑いジワ。口から顎にかけてのシワ。
interview
—大学では何を勉強していますか?
いま大学では基礎的なデッサン力を身につけるために、生物や樹木のデッサン、自画像などを描いています。3年時に本格的に広告、イラストレーション、映像の3つの分野に分かれます。
—初めに似顔絵を描いたきっかけは?
似顔絵を描き始めたきっかけは、高校の文化祭の時にパンフレットに載せる似顔絵が募集されていたんです。それで「賞が欲しいなー」と思って描き始めたのがきっかけです。
—どんなふうに練習したのですか?
ぶっつけ本番が上手くいくんですよ。意外に。でも、特徴のない人の顔はまず写真をなぞって写してみたりしました。そのあと自分なりの絵にします。
—描くときにどんな点に気を付けていますか?
いきなり写真を見るのではなく、その人の顔を思い出した時に真っ先に思い浮かぶところ、例えばこの人の場合目じりのタレ具合とか口元の笑いジワとか特徴的ですよね。今回は人と話しながらだったので4時間くらいかかりました。あとはしっかり表情を観察することです。三次元を見るのです!!
とにかく大事なのは、「その人の特徴を意識して描くこと」だそう。 久しく絵なんて描いてないあなたも、美大の似顔絵マスターに負けず、たまには1枚描いてみてはいかが?
profile
清水由貴さん
多摩美術大学美術学部
グラフィックデザイン学科在学
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2010年8月26日
11:58 pm
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