【2011秋号】ビデオゲームの新時代がやってきた!? 学生が作るゲームに迫る!

2011年11月2日 記事の公開日時 5:00 pm

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【2011秋号】ビデオゲームの新時代がやってきた!? 学生が作るゲームに迫る!
 
 
この記事はMAG! 2011秋号に掲載されています。
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君にもゲームが作れる!

ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、ポケットモンスター…。この数十年間で誕生した不朽の名作たち。自分にもそんなゲームが作れないかと憧れるマグ捜査員は、たった2日間でゲームができてしまうイベントがあるという情報を聞きつけた! これが本当なら、自分でゲームを作ることも夢ではないかも。この噂を検証するため、『デジタルゲームの教科書』の著者である松井悠さんにお話を伺ってきた。

 

「イベント開始時のお題をもとにゲームを作るグローバルゲームジャムというイベントがあります。このイベントはゲーム制作に興味を持つ人たちに参加してもらうことが目的なので、プロクラスのスキルがなくても、ある程度の知識と経験があれば誰でも参加できますよ。今年も日本の学生さんが作ったゲームがずいぶん話題になりました」(松井悠さん)
 
なんと、イベントは実在した! ルールは、プロアマ混合チームで48時間の制限時間内にお題に合わせたゲームを作るというもの。世界各地で開催される、実はとっても国際的なイベントなのだ。
しかし、慣れない学生が48時間以内にゲーム制作できるのだろうか。

「ゲームエンジンというツールを使えば、学生さんでも少し勉強すればゲームを作ることは可能です。ゲームを作る上でグラフィックやモーション、サウンド などを制御してくれるツール群をミドルウェアと呼ぶのですが、そのいろいろなミドルウェアが詰め込まれたセットをゲームエンジンと言います。これを使うことで、ゲームの面白さを追求する時間をより多く確保できるのです」(同)
 
なるほど。つまりそのゲームエンジンが、制作時に一番骨が折れる作業を省いてくれるので効率的にゲームが作れるというわけだ!  たとえば、ゲームの中で光を当てる効果を導入したければ、ミドルウェアに導入されているライティングツールを使用すればいい。いちいち光源処理のプログラムを書かなくていいのは非常に便利、というわけ。
しかもこの便利なツール、学生なら無料で利用可と松井さん。

「ゲームエンジンの中でも、UnityやUnreal Engineは学生の利用が無料です。会社側としては、『まずは無料で使って面白いゲームを作ってよ!』という事のようですね。ゲームエンジンのシェアが広がれば、会社にとっても大きなメリットとなりますから」(同)

ゲームを作るのは大変なイメージがあったが、ツールを使いこなせれば思ったより簡単に作れるかもしれない。ゲームをやるのに飽きてきたそこの君、今度は作る側にまわってみては?

 

(文=蔭山涼香)

画像出典
Ticky_ / Logitech Cordless PS2 Controller
http://www.flickr.com/photos/iwantanimac/2082196265/

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