【2012年春号】しぐさは口ほどにものを言う!?なにげない行動に隠されたホンネに迫る!!

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2012年8月3日 記事の公開日時 7:30 pm

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【2012年春号】しぐさは口ほどにものを言う!?なにげない行動に隠されたホンネに迫る!!
 
 

この記事はMAG! 2012春号に掲載されています。
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もしも人の心がわかったら…

 「目は口ほどにものを言う」とはよく言ったもので、人のしぐさや目の動きは、ウソを見破る際に重要な手がかりになる。このしぐさは我々のような一般人にも読み取れるものなのだろうか。人の心がわかるようになりたいマグ捜査員(よく「目が嘘をついている」と言われる)は、認知行動科学を研究されているデジタルハリウッド大学の匠英一先生にお話を伺った。

 

 早速ですが、素人でもその人がどんなことを考えているかわかる特徴的な仕草はありますか?

「たとえば男性はウソをつくとき、目を真っ直ぐに見ることは避けます。逆に女性はウソをついていたりすると相手のことを見つめる傾向があります。女性はウソをついていることを悟られまいとごまかす能力が男性よりも生得的に優れているので、『ウソをついている人は目を逸らす』ということを逆手に取っているのですね」(匠先生)

 

 なんと恐ろしい! やけに目が合うあの子は私にウソをついていたということだったのか!
しかし、しぐさというものは人によっても違ってくるもの。果たしてそのしぐさと考えていることが直結していると決め付けてしまっていいのか…。

「人間が何か判断や行動をしたりするときにはある一定のパターンというものがあって、みんな無意識のうちにそれをこなしています。逆に言うと人は役割を与えられると、その役割に沿ったパターンに忠実になろうとします」(同)

 

 これは有名な実験だが、普通の人を囚人と看守という役割に分けて一週間同じ部屋に閉じ込め演技をさせると、前者はどんどん精神的に追い詰められ、後者はより残酷になり最初は躊躇していたこと、電気ショックなどを死ぬ手前までやるようになるらしい。行動によって心理は変わる。もし自分を変えたいと思っている人がいたら、心理を自分で動かすことは難しいので、せめて行動のレベルを変えることが大切なのだと匠先生は語る。

 

 ところで、本誌の読者の大学生が気になることといえばやはり就活だが、面接時にこれは避けたほうが良いというしぐさはあるのだろうか?

「やはり目の動きはその人の印象を大きく左右するので、もし面接官が複数いた場合は権限がありそうな年配の面接官を見つめて話をしたほうがいいかもしれません。後は、まばたきの回数が多いと軽薄に見えてしまうので避けたほうがいいでしょう」(同)

 

 こういった小さなしぐさが無意識に人の印象を決めているのと同様に、意識して見ていればだんだんとその人のしぐさの傾向は見えてくるという。なかなか気持ちを打ち明けられない奥手な諸君、気になるあの人の行動を徹底的に観察してその気持ちを読み取ってみてはいかがだろうか。

(文=高田恭平)

教授プロフィール
匠 英一 TAKUMI EIICHI
認知科学の立場から、無意識や直感の働き、またそれを応用した営業やマーケティング心理の研究をされている。主な著書に『「意識のしくみ」を科学する』『「しぐさと心理学」のウラ読み辞典』『しぐさのウラ読み心理学』などがある。

画像出典
Arms.RT.Pentagon.VA.25may97/Elvert Barnes

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