【2012年春号MTR】あなたの個人情報は大丈夫?SNSの危険性とは!?

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2012年8月8日 記事の公開日時 7:00 pm

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【2012年春号MTR】あなたの個人情報は大丈夫?SNSの危険性とは!?
 
 

この記事はMAG! 2012春号に掲載されています。
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SNSの過去未来!

 mixi、twitter、facebook、GREE、mobage、Google+…これらは全て日本で利用者が急増しているSNSの名称である。大流行のSNSだが、新たな問題点もよく耳にする。私たちは今何に気をつけるべきなのだろうか。そんな疑問を抱いたマグ捜査員(SNS大好きっ子)は、慶應義塾大学の折田先生にSNSについてお話を伺ってきた。

 SNSが流行り様々な問題を耳にする様になりましたが、SNSの危険性って何なのでしょうか?

 

「プライバシーの新たな問題が生じていますね。今までネットでは名前を出さない、場所を書かないなど自分で自分の情報を管理すれば良かったんですが、SNSで人と繋がってしまうと自分だけではもうプライバシーを守れないんです。他人が悪意なしに他人のプライバシーを侵害してしまう、という問題が起きています」(折田先生)

 

 たとえば誰かがSNSにAさんとご飯を食べたと書いただけで、たとえAさんがそれを隠していてもAさんの行動はわかってしまう。他人が友だちの情報を漏らしたことによって起きる事件も増えつつある。自分の知らないところで自分の情報が漏れていたら…怖い。

「あと、友達リストって隠さないですよね。意図しないことが明らかになるというのは交友関係もそうで、この人と友だちだから、この人ってこういうネットワーク・クラスタにいるのでは、と匿名でもわかってしまう。このように、もうプライバシーを自分で管理できなくなってしまったということが挙げられます」(同)

 

 友達リストにはそんな問題が!友達の友達ネットワークは強力ってことですね…。
 では今後SNSはどう変化していくのでしょうか?

「疲れない、ゆるいSNSが流行るのではないかと思います。『mixi疲れ』という言葉が昔流行ったように、日記や個人情報全てを共有する総合SNSを利用していると、何を書いても他人に見られているとか、友だちを切りづらいとかの人間関係に疲れてくる。だからもっと軽く付き合えるものを利用する人が増えそうですね」(同)

 

 確かにインスタグラムやmy365など、ゆる系写真共有SNSも今流行っている。今後はゲームや写真といった何か一つのコンテンツを中心につながるSNSが流行るのではないかと折田先生は言う。
 最後に折田先生からSNSを利用する上でのアドバイスを。

 

「自分の発信が、誰にでも読めるということを忘れない。一度ネットに出た情報は、基本的に消えません。また、他人のプライバシーを侵害していないかよく考えましょう」(同)

 自分の発言にはよーく気をつけてSNSライフを楽しもう!

文=蔭山涼香

教授プロフィール
折田 明子 ORITA AKIKO
慶應義塾大学政策・メディア研究科特任講師。国際大学GLOCOM客員研究員、中央大学ビジネススクール兼任講師もしている。ネットの匿名性やプライバシーに関する研究が専門。

画像出典
social wordle / Sean MacEntee

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