【2013冬号】会話のカギは自尊心!?今すぐできるコミュ力鍛錬法!!

2013年4月16日 記事の公開日時 7:00 pm

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【2013冬号】会話のカギは自尊心!?今すぐできるコミュ力鍛錬法!!
 
 

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あの人と話したいのに…

話したいけど話せない。誘いたいけど誘えない。巷ではコミュ障という言葉が飛び交う今日この頃、「性格の問題だから仕方ない」なんて思っている人も多いのではないだろうか。そこで、コミュニケーションに不安を感じるマグ捜査員(人見知り)が悩みを解消すべくエグゼクティブ・コミュニケーションカウンセラーの新田祥子さんにお話を伺った。

 

「実は、コミュニケーションが苦手な人は、『話せない』のではなく、『話さない』ということを選択しているのです。例えば、話したいなと思ったとき、嫌われたらどうしようとか、変に思われたらどうしようという思考や不安感が生起し、結果として『話さない』ということを選択してしまっているのですね。原因は個人によって異なりますが、知的レベルが高い人ほどコミュニケーションが苦手、という傾向があります」(新田祥子さん)

 

 新田さんによると、脳にはセキュリティ機能があるため、未経験なことや自尊心を傷つけるようなことに対しては防衛システムが稼働し、不安感が強くなってしまうそうだ。しかし、ネガティブな思考が浮かんだときに、脳に伝える言葉を変えて感情をコントロールし、人と話すという経験を重ねることで、苦手感は払拭できるという。まだまだ諦めるのは早いのだ。

 

「もしネガティブな思考が浮かんだときは、「話しかけるだけで嫌う人などいない」とか、「自分の話をするのではなく、相手の話を聞こう」などの言葉でネガティブ思考を否定して、脳を安心感で満たすことを意識しながら、「話しかける」という具体的行動を起こしましょう」(同)

 

 人間には、物理的生命の心臓と精神的生命の自尊心の二つの生命があり、人間関係には自尊心を満たすことが重要で、「嫌われたらどうしよう」と思考は、自分の自尊心を守ろうとするための行為。このようなときは自分を守ろうとせず、相手の自尊心を満たすことを意識した会話にすれば良いそうだ。

 

「会話は質問から始まりますから、質問力や褒め力を鍛えましょう。何を質問しようかとか、どこを褒めようかと考えることは、敏感な自意識を変えることにも有効です。また、人間関係が苦手な人は自分のことを話そうとしますが、自分のことは三分の一か五分の一でいいのですよ」(同)

 

 話すことが苦手な人ほどテクニックや決まったルールに当てはめてしまいがちだが、そもそもそれが間違っていたのだ。自分の自尊心を満足させるためのルールによって人は窮屈になり、「話しかけない」という行動を取ってしまう。会話では相手の自尊心を満足させる努力をしよう。自分を褒めることも忘れずに…

(文=佐藤清香)

プロフィール
新田祥子 NITTA SHOUKO
エグゼクティブ・コミュニケーションカウンセラー。
あがり症やコミュニケーションに関する著書を出版。
企業向けの講義なども行っている。
参考HP
http://www.droppies.com/profile.html

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