濃茶のこと、知っていますか?

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2014年7月20日 記事の公開日時 5:00 pm

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濃茶のこと、知っていますか?
 
 

最近は抹茶ブームの到来により、抹茶スイーツや抹茶ラテなど様々な抹茶フーズが登場しています。
また、抹茶といったら泡の立っている状態を想像する方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなイメージを少し変える濃茶の存在についてご紹介します。

薄茶と濃茶の違い

そもそも薄茶と濃茶について皆さんはご存知でしょうか。

薄茶とは茶碗に茶杓1杯半分の抹茶を入れ、柄杓半分ほどのお湯を入れて茶筅で撹拌したものです。
一般的に広く知られているのは裏千家流の薄茶で、泡がたっぷり立っているお茶となっています。
表千家では裏千家ほど泡を立てず、入れる抹茶の量も少ないのが特徴です。

私が点てた裏千家流の薄茶です。本当はもっと泡が多いはず…なのに…!

次に濃茶についてです。
濃茶とは、茶碗に茶杓3杯分の抹茶を入れ、少量のお湯を入れてお茶を練ります。
そう、濃茶においてはお茶を「点てる」のではなく、「練る」のです。
濃茶らしい表現ですね。

私も濃茶を練ってみようと試みたのですが、なにかが違いますね。
本物の濃茶はもっと美しいです。

濃茶の飲み方

流派によって差はありますが、基本的に濃茶は連客が回し飲みするのが常です。
この回し飲みのことを「吸い茶」と言います。
そのため、大寄せのお茶会で濃茶は適しません。大寄せのお茶会の場合は薄茶が出されることが多いです。

濃茶は茶事において最も大切なおもてなしの一つと言われています。
出されるお菓子も濃茶と薄茶で種類が違います。

濃茶は「主菓子」と呼ばれるお菓子が出されます。まんじゅうや餅菓子、水無月は有名ですね。
薄茶では「干菓子」を頂きます。落雁や金平糖、煎餅などがあります。

飲んでみて

とてもとてもとてもとてもとても苦い!

ドロッとしているし、恐らく苦手に感じる人が多いのではないでしょうか。
比較的飲みやすい薄茶に慣れている私には刺激が強すぎました。

濃茶では、抹茶の風味や味が薄茶に比べてより鮮明に出てきます。
そのため、美味しい濃茶を飲もうと思ったら、ある程度値段の張る抹茶を用いる必要があるのです。
濃茶が大切なおもてなしの一つである所以かもしれませんね。

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は裏千家流の抹茶を中心に紹介しましたが、流派によって違うところもあります。
気になった方がいらっしゃったら、ぜひ調べてみてください。

私も修行が足りないな、と感じることのできる貴重な経験でした。
もう二度と自分の練った濃茶は飲みたくないです。
身体が拒否反応を起こしてきました。ウッ涙が!
(上手な人が練ったらとても美味しいものです)

(文=C.M.)

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